中央放射線部

中央放射線部では、放射線や磁気などを利用し、患者様の画像情報を依頼医に提供しています。当センター診療科の検査依頼だけでなく、他施設の医療機関からの紹介患者様の検査も施行しております。センター内はもとより近隣の医療機関としっかり連携し、質の高い画像情報を提供することで画像診断の支援に努めています。

 

 

スタッフ

 

放射線技師 20名

各種認定資格  
救急撮影認定技師 2名
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師 2名
X線CT認定技師 1名
肺がんCT検診認定技師 1名
大腸CT検査認定技師 1名
血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 3名
第一種放射線取扱主任者 3名
放射線管理士 1名
放射線機器管理士 1名
医療情報技師 2名

 

 

 

 

 

受付

中央放射線部受付では予約、または当日検査を受付にてお受けしています。

場所:本館1階 救急外来入り口・整形外科外来の前

 

 

 

各種検査及び装置の紹介

■ 骨密度測定 

(装置:LUNAR DPX-L GE製)

骨密度測定はDEXA法(2種類の強度のX線を使用した

方法)で測定を行います。

測定する部位は腰椎や股関節などです。測定は、

検査台に寝ていただくだけで、息止め

などはありません。骨粗鬆症の診断や、骨折の予防などの為に役立ちます。
検査に要する時間は、5分~15分程度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 乳房撮影 

(装置:AMULET Innovality FUJIFILM製)

 

当センターは認定資格を有する女性の放射線技師が、

乳房専用のエックス線装置を用いて、

撮影をします。鮮明な画像を提供するため、

乳房を圧迫しながらいくつかの方向から撮影させていただきます。
検査に要する時間は、10分~15分程度です。

 

2022年2月に装置更新しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 一般撮影 

(装置:SONIAL VISION safire 島津製)

エックス線一般撮影は、胸部・腹部・四肢など体のさまざまな部位の撮影を行っています。
検査に要する時間は、5分~15分程度です。(撮影部位・方向により様々です)

 

 

 

■ X線TV撮影 

(装置:DAR-8000f 島津製、VersiflexVista日立製)

胃透視や注腸などの消化管撮影や、泌尿器の膀胱造影消化器内科のERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、コロンファイバー(大腸内視鏡検査)など、エックス線透視下で施行する検査を行っています。

 検査に要する時間は、様々ですが、主な検査の所要時間は下記の通りです。
食道・胃・十二指腸造影 10~20分
大腸造影(注腸法)    25~35分
ERCP          60分

コロンファイバー    30分

 

 

 

■ CT検査 

(装置:Aquilion ONE、Aquilion Prime SP、Aquilion64  3台 Canon社製)

エックス線を出す管球と向かい合った検出器を回転させながら信号を取り断層画像を得る検査です。

当院のCT装置は320列のCT装置(Aquilion ONE)と8月下旬に新規導入した80列の

CT装置(Aquilion Prime SP)が稼働しており以前に使用していた64列のCT装置(Aquilion64)は発熱外来で稼働しております。

CT検査は単純と造影の検査に分かれており、造影剤を使用することで血管情報が

得られ血管の四次元画像を描出することも出来ます。

検査に要する時間は、約5分〜15分程度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ MR検査 

(装置:Magnetom Skyra 3.OT シーメンス製)

 

MRIは、磁気を利用して体内の水素原子の量や存在の仕方を画像にする検査です。放射線の被ばくが無く、病変部と正常組織のコントラストも良好で、横断像だけでなく冠状断や矢状断などいろんな断面像を得ることが出来ます。しかし検査の範囲が狭い、検査に時間が掛かる、と言う欠点があります。ペースメーカーや人工内耳を埋め込まれている方には検査が出来ません。また閉所恐怖症の患者様には不向きです。近年3.0T対応のペースメーカーを植え込まれている患者様は撮影可能です。
検査に要する時間は、20分~60分程度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ RI検査 

装置;Symbia シーメンス製)

 

平成30年3月更新
放射線を放出する少量のくすり(放射性医薬品)を服用または静注後、すぐに測定する

検査から数時間から3日後に測定する検査まで種々あります。検査用寝台の上で静かに横になっている間に体の中の様子を画像にする検査です。多くの場合、注射された薬は、一度は目的の臓器や器官に集まりますが、早いものでは数時間で、遅くても数日で信号(放射線)が弱くなって、やがて無くなってしまいます。検査に要する時間は、様々ですが、主な検査の所要時間は下記の通りです。
骨シンチ 静注後3~4時間後に測定、測定時間は約60分です。
負荷心筋シンチ 静注直後と3~4時間後の2回測定、それぞれ測定時間は約60分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 腹部血管撮影 

(装置;Trinias C12、島津製)

 

通常のX線写真では血管は写らないため、カテーテルという管を血管内に進めていき、X線を透過しない物質である造影剤を注入して撮影を行います。検査だけではなく、腫瘍などが栄養にしている血管を止めてしまう血管塞栓術や、腫瘍近くの血管まで挿入して直接薬を流す動注化学療法の治療などもしています。
検査に要する時間は様々ですが、おおよそ1時間程度です。

 

 

 

 

 

 

■ 頭部・心臓撮影 

(装置;Trinias B12、島津製)

通常のX線写真では血管は写らないため、カテーテルという管を血管内に進めていき、X線を透過しない物質である造影剤を注入して撮影を行います。
頭部に於きましては、脳動脈瘤をコイルで詰める治療や、狭窄している頸動脈にステント(金属の網)を留置する血管治療を行っています。また、心臓に於きましては、不整脈の治療の一つのカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)治療などもしています。
治療に要する時間は、様々で2時間~5時間程度掛かるものまであります。

 

 

 

 

 

 

■ 心臓撮影 

(装置:AXIOM Artis D-FC シーメンス製)


通常のX線写真では血管は写らないため、カテーテルという管を血管内に進めていき、X線を透過しない物質である造影剤を注入して撮影を行います。
こちらも検査だけではなく、狭窄した心臓の血管を、バルーンカテーテル(風船)で血管を拡張させたり、ステントを留置したり血管形成術をしています。
検査に要する時間は、様々で1時間程度のものから、3時間程度掛かるものまであります。

 

 

 

 

 

 

■ 心臓血管撮影 

(装置;Artis Q BC シーメンス製)

 

平成303月にもう一部屋心臓血管撮影室が完成しました。主にアブレーション(心筋焼灼術)や心カテが行われています。治療に要する時間は、2時間から5時間程度となります

 

診療受付のご案内

TEL 0745-32-0505

■ 診療受付日

曜日~曜日

(土曜日,日曜日,祝祭日,年末年始)

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 午前1100